AGAについてABOUT AGA
AGAとは?発毛のメカニズム、ヘアーサイクル、AGAの症状を的確に把握できる、ハミルトン・ノーウッドのご紹介です。
AGAとはWHAT IS AGA?
AGAは、思春期以降の男性の
進行性の脱毛症のことです。
AGA、エージーエーとは「Andorogenetic Alopecia」は字義通りに訳せば「男性ホルモン型脱毛症」となります。
「男性型脱毛症」という訳はむしろ「male-pattern baldness」に近いですが、日本での通例としてこの訳を用いた)
AGAの典型的な経過では脱毛はこめかみの上から始まり、生え際の後退により特徴的な「M字」パターンとなります。
また、頭頂部の毛髪は細くなり、薄毛や禿髪となる。進行性であり、放っておくとうす毛が進んでいきます。
AGAは遺伝的な要素が大きく関わっており、男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン:dihydrotestosterone)
の作用によって引き起こされる。
男性ホルモンは胎児期と思春期の男性生殖器の発達に重要であり、
また男女ともに毛髪の成長と性欲に重要な働きを持つ。 AGAは、前立腺癌とも深く関連している。
AGAが進むメカニズム
AGAは、男性ホルモン(テストステロン)が、薄毛の原因になるDHT(ジヒドロテストステロン)に変化してしまうことで発症します。
1型と2型の
5α還元酵素が
一番悪い!
- 体質・遺伝により5aリダクターゼという還元酵素が生成
- 5aリダクターゼにより、男性ホルモンがDHT(ジヒドロテストステロン)に変化
- DHT(ジヒドロテストステロン)が脱毛スイッチをオンにする
AGA
発症 - 脱毛スイッチオンにより、なんと!健康な髪まで抜け落ち、栄養を届ける必要がないと判断し、その為血流の低下、髪本来の寿命より早く抜け落ち、薄毛が進行する
発毛メカニズムHAIR GROWTH MECHANISM
発毛のメカニズムと発毛治療
AGAやヘアサイクルを知ったうえで、AGA治療に大事なこと、当院の治療法!!!
男性ホルモンを直接制御するのは危険の為、
5aリダクターゼを制御することができれは、薄毛の原因になるDHTも制御できる。
AGA薄毛の対策には、5aリダクターゼを制御することが重要です。
そこで当院が行う治療について
プロペシア(自費治療)
プロペシアは脱毛が気になり始めた方や、脱毛部分が目立ってきた方に、効果的な飲む発毛剤です。
抜け毛の原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)の産生を抑えることで、AGAの 進行抑制・改善効果を発揮します。
男性型脱毛症ではない脱毛や女性には効果はみられません。
プロペシアは、1997年に米国のFDA(日本の厚生労働省にあたる機関)によって認可され、世界40ヵ国以上で承認・販売されています。
2006年には遂に日本でも厚生労働省の認可を受けました。(購入には医師の診察・処方が必要ですが、保険の対象にはなりません)
服用の目安:治療の効果は、抜け毛が減ったかどうかが効果の目安となり、その判定には6ヵ月の服用が目安となります。
※服用をやめると再びAGAが進行します。
※自由診療のため、保険は使えません。全額自費でのお支払いとなります。
治療によるリスク・副作用
- リビドー減退
- 勃起不全
- 発疹
- 抑うつ気分 など
ザガーロ(自費治療)
今まで、プロペシアを飲んでもなかなか効果を感じれなかった方におすすめのザガーロ!
「ザガーロ」とは2015年9月28日に承認されたばかりの新しい薄毛・AGA治療薬です。ザガーロは、5α還元酵素Ⅰ型/Ⅱ型も両方を阻害し、DHT濃度を低下させることでヘアサイクルの正常化を促し、毛髪数を増加させます。
プロペシアは、2型のみ阻害します。AGA治療薬として代表的なプロペシアで効果が出る方もいます。AGAは2型が影響している方が多いといわれていますが、1型が影響している方、両方で影響している方がいることがわかってきました。
そんな方に、ぜひ試していただきたいのがザガーロです。
ザガーロ
5α還元酵素1型・2型の両方を阻害し、DHT濃度を低下させます。
プロペシア
5α還元酵素2型のみ阻害します。
毛髪数の
変化量
(24週時)
治療によるリスク・副作用
- リビドー減退
- 勃起不全
- 発疹
- 抑うつ気分 など
ヘアーサイクルHAIR CYCLE
ヘアサイクルとAGA
そもそも髪のサイクルをご存じですか?
髪の毛1本1本には寿命があり、伸びては抜け、また新しく生えることをくりかえしています。図のように毛包は、正常であれは成長期(2~6年)、退行期(2週間)、休止期(3~4ヶ月)のいずれかの状態にあります。
しかしAGA(エージーエー)の人は成長期が短くなる(数ヶ月~1年)ため、髪の毛が十分に成長しません。
ハミルトン・ノーウッドHAMILTON NORWOOD
AGAの症状を的確に把握できる、
薄毛のパターンを分類するのが、
ハミルトン・ノーウッド!!
ハミルトン・ノーウッドの名前の由来は、アメリカのハミルトン医師が作った薄毛のパターン分類を、後に医師ノーウッドが改定を行なった分類法です。
AGAの進行状況を、I型からVII型までの7に分類し、薄毛の進行度合い、自身のAGAをより正確に把握できるようになりました。
7つの分類はおおまかに2つのパターンに分けられ、
おでこの生え際から後退していく「M型」と、頭頂部から進行していく「O型」にわけられます。
この2つのタイプは人によっては「M型」か「O型」だけ進行するタイプと、両方のが同時に後退する場合もあります。
ハミルトン・ノーウッド分類をわけることで、AGAの症状を的確に把握することができます。
- Ⅰ型前額部の生え際がM字型に後退し、薄くなったと実感し始める時期。抜け毛の量が増え、前頭部の密度が減っていると感じる。
- Ⅱ型前額部の後退が進み、局所的に地肌が露出している場合もある。進行が一時的にここで停滞する場合が多い。
- ⅡVertex型II型の状態に加え、生え際の後退だけでなく、頭頂部がO型に薄くなってきた状態。
- Ⅲ型Ⅱ型よりも後退が更に進み、頭頂部まで薄毛が続いている。髪全体のボリュームも少なくなり、局所的に地肌が見え始める。
- ⅢVertex型III型の状態より進行し、頭頂部がO型に薄く脱毛がみられる状態。
- Ⅳ型前額部の生え際がⅢ型よりも後退が進み、ばらな毛髪はあるものの、頭頂部もО型に薄く、地肌の露出部分がつながり始める。
- Ⅴ型Ⅳ型がさらに後退が進行、正面から頭頂部にかけて、肌の露出は激しくなる。さらに横、後ろへと進行している。
- Ⅵ型前頭部と頭頂部の薄毛部分が繋がり、発毛部分が側頭部のみの状態。毛母細胞が死んでいる場合が多く、発毛は非常に困難になる。
- Ⅶ型Ⅵ型より後退が進行し、頭頂部全体に進行し、側頭部の毛量も減ってきた状態。