ホクロの治療
-
レーザーによるホクロの治療
-
【炭酸ガスレーザーの利点】
・ 傷あとを、あまり残さずに取れる。(ただし、個人差がある)
・ 自分で手当が可能である。(通院の回数が少なくてすむ)
・ 一度で、多くのホクロを取ることができる。【炭酸ガスレーザーの欠点】
・ 傷あとが目立たないかわりに、再発することがある。
・ 自費治療である。[自費治療] 直径4mm未満: 11,000円(税込) / 直径4mm以上: 22,000円(税込)
-
手術によるホクロの治療
-
【手術の利点】
・ 1回の治療で完全に除去できる。
・ 保険治療である。【手術の欠点】
・ 手術跡(縫いキズ)がのこる
・ 悪性が疑われる場合、病理組織検査が可能である。[保険治療] 10,000円弱(手術料、検査代金、診察料等を含めて)
粉瘤(アテローム)の治療

- 軽症であればくりぬき法(へそ抜き法)で治療します。
- 大きさによっては、メスによる摘出術になります。
- すべて保険適応です。
-
粉瘤(アテローム)の治療について
-
【くりぬき法の手順】
痛みが少なく、短時間で終了します。
- 1
局所麻酔の注射をして、4mmの円形の筒で穴を開けます。
- 2
粉瘤に溜まっている膿を排膿させます。
- 3
縫合し、ガーゼで覆います。全部で、20分です。
【手術までの流れ】
※予約制となります
- 1
通常通り、診察を受けて予約を取ってください。
- 2
手術時間は、12時30分~13時の間です。
- 3
手術希望日の約一ヶ月前に受診すれば、希望日の予約が取れます。
[保険治療] 10,000円弱(手術料、検査代金、診察料等を含めて)
いぼ(ウイルス性疣贅・ゆうぜい)

- 出来るだけ痛みが少なく、効果もでるように工夫をして治療を行っていますのでご相談下さい。
- すべて保険適応です。
[保険治療] 医療費:1回 500~800円(税込)
-
冷凍凝固法痛みあり第一選択
-
マイナス198℃の液体窒素を含ませた綿球でいぼを凍らせます。いぼの出来た場所や子供さんによっては治療による、痛みを伴います。一週間に一度、何回かの治療が必要になります。
-
化学薬品法痛みなし通院回数がかかる
-
化学薬品でいぼを凝固(固める)させます。冷凍凝固と同様に、一週間に一度、何回かの治療が必要になります。治療の痛みはあまりありませんが、冷凍凝固よりも回数がかかります。
-
サリチル酸絆創膏による治療痛みなし自宅で治療が可能
-
サリチル酸絆創膏をはることにより、表面をやわらかくして削っていきます。自宅でも治療が可能です。
-
免疫賦活療法顔面のいぼに効果あり
-
日常の生活では、触れることのない薬品にかぶれさせることで、自分の免疫を高めていぼを排除します。
-
漢方薬の内服他の治療と併用
-
ヨクイニン錠(コタロー)、桂枝茯苓丸加薏苡仁(ケイシブクリョウガンカヨクイニン)(ツムラ)などは、ヨクイニンを成分に含んでおり、その抗腫瘍効果でいぼを治療します。