皮膚科、アレルギー科、美容、美容皮膚科、小児皮膚科、高齢者皮膚科

ニキビ・難治性ニキビ・ニキビあと治療

GUIDANCE

ニキビ、ニキビ跡の治療

ニキビは皮ふの病気です。皮ふ科で安心して治療を受けましょう。

当院は、開院以来、ニキビのスキンケア指導に力を入れています。最近では、20代以降の成人のニキビが増えています。その原因は、様々な要因が重なり合い、根治しにくい肌環境におかれていることだと考えます。当院では、皮ふ科的治療だけではなく、漢方薬をはじめ、内面・外面・精神面からサポートできる治療を行っています。

通常のニキビ治療で使われるお薬

ディフェリンゲル
毛穴のつまりをとり、面ぽうに有効です。ニキビの根本治療につながります。
ベピオゲル
面ぽうと、炎症性のニキビとの両方に有効な作用があります。
デュアックゲル
抗生剤(ダラシンゲル)とベピオゲルをあわせた外用剤です。特に、炎症性のニキビに有効です。
エピデュオゲル
ベピオゲルとディフェリンゲルをあわせた薬剤です。刺激はありますが、効果は高いです。
抗生剤の外用剤
炎症性の赤いニキビに有効です。アクアチムクリーム、アクアチムローション、ダラシンTゲル、ダラシンローションなど。
抗生剤の内服薬
外用剤よりも有効な場合があります。
ファロム
【ファロム】

ペネム系に分類される唯一の抗生剤です。副作用の少ない安全性の高い抗生剤です。ファロムとディフェリンの併用療法の多施設共同無作為化比較試験の中間解析で70~80%の改善率を認めたエビデンスがあります。

ビブラマイシン
【ビブラマイシン】

テトラサイクリン系の抗生剤で耐性菌が少なく、良い効果を示します。

クラビット
【クラビット】

ニューキノロン系の抗生剤で、作用は非常に強力です。

ルリッド
【ルリッド】

マクロライド系の抗生剤です。ニキビ菌に抗菌力があるので、炎症を伴うニキビ等に適応します。

ミノマイシン
【ミノマイシン】

テトラサイクリン系の抗生剤で、アクネ菌に対して効果があります。

漢方薬
ニキビだけではなく肌の状態も整えます。
清上防風湯
【清上防風湯】

顔の熱や炎症を取り、また皮膚病の病因を発散させる働きがあります。

十味敗毒湯
【十味敗毒湯】

皮膚の赤味や痒みを発散し、腫れや化膿を抑えます。

荊芥連翹湯
【荊芥連翹湯】

顔の熱や炎症を取り、また皮膚病の病因を発散させる働きがあります。

桂枝茯苓丸加ヨクイニン
【桂枝茯苓丸加ヨクイニン】

血行を良くして肌の状態を整えます。ニキビやシミなど赤紫がかったのものに使用されます。

ビタミン剤
ビタミン剤
肌荒れ、色素沈着、体調を整える効果があります。

[自費治療] 治りにくいニキビや、ニキビあと、肌質改善の治療

軽度のニキビあとの赤み、シミ
イオン導入(ビタミンCの電気導入) 1回
3,300円(税込)
高濃度ビタミンCローション 1本(1ヶ月分)
2,420円(税込)
治りにくいニキビ、肌のクスミ・ざらつき
ベビーピーリング(グリコール酸による軽めのピーリング)[イオン導入付き] 1回
7,920円(税込)
アクアピール(美容液による軽めのピーリング) 全顔1回
13,200円(税込)
プラズマ(プラズマによる殺菌、ビタミンCのパック) 全顔1回
8,800円(税込) 詳しくはこちら
ニキビあとの赤み、シミ
フォトRF(ニキビ跡のレーザー治療) 全顔1回
22,000円(税込) 詳しくはこちら
軽度のニキビあと、クレーター、毛穴の開き
マッサージピール(トリクロール酢酸によるやや強めのピーリング) 1回
13,200円(税込) 詳しくはこちら
中程度のニキビあと、クレーター、毛穴の開き
ダーマペン(極細針によるクレーター治療)
全顔
30,800円(税込)
頬+鼻
25,300円(税込) 詳しくはこちら

ニキビの予防と生活習慣の改善について

洗顔について

朝と夜、一日二回、石鹸を用いて洗顔しましょう。低刺激の石鹸を両手にこんもり泡立て、泡でなでるようにして洗顔して下さい。小学生のニキビは、一日二回石鹸できちんと洗顔するだけでかなり改善します。すすぎは10回位にし、すすぎすぎ、擦りすぎに注意しましょう。乾燥作用が強い洗顔料は使用しないで下さい。

特にサリチル酸、グリコール酸を含有している洗顔料を使用するとディフェリンによる皮膚刺激がでやすいので注意して下さい。

保湿について
油分を含まない、ジェルタイプかローションタイプの保湿剤を使いましょう。特にディフェリンを使用されている患者さんは刺激がおきやすいので、使用開始から保湿剤を使いましょう。東京女子医大の林先生によると、ヘパリン類似物質(ヒルドイド)の使用が勧められています。
紫外線対策について
紫外線によって生じる活性酸素は、ニキビの炎症を悪化させる可能性があります。またニキビの炎症が起こった部分は、紫外線によるシミをおこしやすいので、SPF30以上のサンスクリーン剤を使用した方がいいでしょう。
ファンデーションについて
毛穴をふさぐような厚い化粧はやめましょう。リキッドやクリームタイプのファンデーションではなく、パウダーファンデーションを使用しましょう。パウダーファンデーションの中でも、軽いタイプのファンデーションが良いようです。ファンデーションをおとすときは、オイルクレンジングではなく、ジェルやクリームタイプのクレンジングを使用しましょう。
運動について
適度な運動はストレス発散にもつながります。運動によって分泌される成長ホルモンは皮膚の新陳代謝をよくし、ニキビに良いと考えらえます。成長ホルモンの分泌を効率よく促すパワープレートという運動療法もあります。
睡眠について
午後10時から午前2時までに、成長ホルモンがでるので、12時前には就寝しましょう。毎日12時前に就寝するのが難しい場合は、週一、二回は夜更かしをしてかまいません。
食事について
バランス良い食事をとりましょう。甘い物やカロリーのとりすぎに注意しましょう。例えば、チョコレートなら1日1~2粒、週二回までを目安に食べましょう。緑黄色野菜やビタミンを多く含む食品をとりましょう。ニキビによい各種ビタミンを多く含む食品を記します。
【ビタミンA】
皮膚、粘膜の正常な分化を促すウナギ、レバー、バター、緑黄色野菜など
【ビタミンB1】
糖質代謝に関与する。摂取した糖質を効率よくエネルギーに変える玄米、小麦胚芽、豚肉など
【ビタミンB2】
補酵素として働き摂取した脂質を効率よくエネルギーに変える牛乳、レバー、チーズなど
【ビタミンB6】
補酵素として働きアミノ酸、タンパク代謝にかかわる牛乳、レバー、青魚、野菜など
【ビタミンC】
コラーゲン生成に関与、メラニン生成を抑える。活性酸素の働きを抑える抗酸化作用を有する果物、野菜、緑黄色野菜など
【ビタミンE】
抗酸化作用を有するアーモンド、ナッツ類、緑黄色野菜など

<皮膚科診療プラクティス18、ニキビ治療の技法より>

鏡について
手鏡を持ち歩くのはやめましょう。鏡を見ると気になり、触ったり、つぶしたりするので、鏡を見るのは朝夕お薬を塗る二回だけにしましょう。