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円形脱毛症

SKIN DISEASE

円形脱毛症

ある日突然、1〜3cm ほどの大きさで髪の毛が抜け落ちる症状です。一度に数ヶ所脱毛したり、繰り返し再発したり、頭髪全体やさらには眉毛やまつ毛、ほぼ全身の毛が抜けたりすることもあります。

円形脱毛症イメージ

1〜3ヶ所ほどできる「円形脱毛症」が最も多く、男女比はほぼ同じで、子どもから老人まで幅広くみられます。このタイプは、時間の経過とともに自然と治癒することも多いといわれています。しかし、繰り返し再発したり、全身の毛が抜けたりするタイプは、根気強く治療することが大切です。

少しずつ進行する男性型脱毛症や全体的に脱毛するびまん性脱毛症とは区別されます。

見た目から心理的なダメージは大きく、すぐに治らないことで神経質に悩むことが、回復を遅らせてしまいます。

人にうつることはなく、健康を害する病気ではありません。しかし、人に見られる部分にあらわれることも多く、見た目から心理的なダメージを感じることも少なくありません。

日本皮膚科学会で円形脱毛症を詳しく見る

[なぜ、円形脱毛症になるの?]

まだはっきりとわかっていませんが、毛に対する免疫反応が関係しているという説が有力です。精神的ストレス・生活環境の変化などが誘因となる場合もあると考えられています。

VTRAC(ヴィトラック)ターゲット型UVB照射器

白斑、乾癬、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、掌蹠膿疱症の新しい治療法

VTRAC(ヴィトラック)

ヴィトラックは、白斑、乾癬、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、掌蹠膿疱症を治療するターゲット型UVB照射器です。

病変部にだけピンポイントで治療できる上、他の光線療法(PUVA、ブロードバンドUVB、ナローバンドUVB)や内服薬、外用剤とも併用できるのが特徴です。治療効果を感じられるまでの時間が短い、かゆみがおさまるのが早い(乾癬の場合)、副作用のリスクが少ないなど、期待の最新紫外線治療です。

  • 他の治療と併用可能
  • 効果の実感が早い
  • 副作用のリスクが少ない

[ターゲット型]

病変部にのみUVBを照射する、ターゲット型です。

UVBを広範囲に照射すると、正常部位への色素沈着や発がん性のリスクの心配が ありました。ヴィトラックの場合、UVBが照射されるスポットサイズは 6.1cm×3.1cm と小さく、正常部位へのUV曝露が少ないのが特徴です。

[高輝度]

光を照らすと、光の先はだんだんと弱くなります。弱い光をいくら照らしても遠くまで届きませんが、強い光なら一瞬であっても遠くまで照らすことができます。

ナローバンド UVB の約180倍の強さの光なので、ワンショットごとに深くまで光がしっかり届きます。

[ヴィトラックの適応]

尋常性白斑・尋常性乾癬・掌蹠膿疱症・扁平苔癬・類乾癬・菌状息肉症・皮膚 T 細胞リンパ腫・円形脱毛症・強皮症

※一部保険適応外となる場合があります。

[治りにくいとされている皮膚の病気に有効なヴィトラック]

尋常性乾癬尋常性白斑掌蹠膿疱症円形脱毛症アトピー性皮膚炎

[ヴィトラック FAQ]

Q. 痛みはありますか?
まれに、ちりちりとした感覚がありますが、痛みはほとんどありません。お子様や年配の方でも安心して受けていただくことができます。
Q. どんな治療?
ヴィトラックで治療する部位を決め、正常部位を保護しながらハンドピースをあて、光をワンショットずつ照射していきます。従来の全身型治療と違い、疾患部をピンポイントで照射するため、短時間で治療できます。(疾患の面積により時間は異なります)
Q. どのくらいのペースで治療を受ければいいですか?
症状によって治療回数は異なりますが、週2~3回のペースで継続すると良いでしょう。数回の治療でかゆみが おさまる、色素が出てくるなど、実感される方もいらっしゃいます。
Q. 今、他のUVB治療も受けています
他のUVB治療も含め、内服薬や外用剤とも併用できます。詳しくは、医師にご相談下さい。
Q. ヴィトラックはどんな人に向いた治療?
ターゲット型治療器のヴィトラックは、次のような方におすすめです。
●全身型治療器では光が当たりにくい部位、または影になる部位に疾患のある方
●従来の治療効果がそれほどあらわれていない方
●疾患の面積が小さい方