脂漏性角化症は、加齢や紫外線やの影響でできてきます。紫外線を多く浴びると若い人にもできることがあり、顔、頭や全身どこにでもできます。特に、日光の当たる顔には、数多くできてきます。老人性のシミも一緒にできることが多いようです。色は、普通の皮膚の色~淡褐色~黒色まで色々です。形も平らなものから、隆起するものまでいろいろあります。脂漏性角化症はシミ(老人性色素斑)やホクロ(良性腫瘍)、日光角化症(皮膚がんの前段階)、悪性黒色腫(皮膚がん)などと見た目が似ていることもあり、一般ではなかなか判断が難しいものもあり、皮膚科専門医を受診することをおすすめします。
TREATMENT
液体窒素を病変部にあてて、一時的に凍らせて、1から2週間後にかさぶたにして、脱落させる方法です。麻酔を必要とせず簡便にできますが、若干の痛みがあり、治癒するまでには何回かかかります。また、炎症後の色素沈着を起こしやすい等の欠点もあるので、よく医師と相談してください。
液体窒素やメスを使わずにレーザーによって、比較的安全で、キレイに治療を行うことができます。局部麻酔をした後に、レーザーを照射します。凍結療法よりも、炎症後の色素沈着を起こしにくく、手術に比べて傷跡を残しにくいといわれています。(※結果には個人差があります。)
傷あとを、あまり残さずに取れる。(ただし、個人差がある)、◎自分で手当が可能である。(通院の回数が少なくてすむ)、一度で、多くのホクロを取ることができる。
傷あとが目立たないかわりに、再発することがある。自費治療である。
1回の治療で完全に除去できる。手術跡(縫いキズ)がのこる。悪性が疑われる場合、病理組織検査が可能である。保険治療である。
比較的大きなものや、悪性が疑われるものは、麻酔の注射を行い手術による治療を行います。皮膚良性腫瘍摘出術といい、保険適応があります。だいたい、3割負担の人で、組織検査を合わせて行い、一万円前後です。メスで切り取り、糸で縫合しますので、通院、抜糸が必要になります。
脂漏性角化症と思っていても、皮膚ガンであることがあります。特に前癌状態である、日光角化症(老人性角化症)や、基底細胞癌、悪性黒色腫などと区別しづらいこともあります。その場合には病理検査をお勧めします。皮膚の一部もしくは、全部取って組織検査に出します。電気焼灼、冷凍療法やレーザー照射で治療する場合は組織検査は出来ませんので、癌が心配の場合は切除して、組織の検査をしてもらいましょう。
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