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スキンケア・ウェブ診断

診断結果:じんましん

蕁麻疹

体のあちこちに激しいかゆみを伴う発斑(膨疹・発赤)が突然現れる病気です。

体のあちこちに赤みがでたり引っ込んだり跡かたなく消えてしまう病気

人がイラクサ(蕁麻(じんま))の葉に触れると同様の皮膚症状が起こることからこの名前がつきました。大抵は痒みを伴いますが、チクチクとしたかゆみに似た感じや焼けるような感じを伴うこともあります。症状が激しい場合には次々と新しい皮疹が出没し、常に皮疹が現れているように見えることもあります。膨疹(皮膚の盛り上がり)の大きさは 1 ~ 2mm 程度のものから手足全体位のものまで様々で、また一つ一つの膨疹が融合して体表のほとんどが覆われてしまうこともあります。形もまた様々で、円形、楕円形、線状、花びら状、地図状などと表現されますが、それらの形に本質的な意義はありません。個々の皮疹(ブツブツや赤み)は数十分から数時間以内に消えるのが普通ですが、中には半日から1日くらいまで続くものもあり、また何かの拍子に突然起こってきます。このような症状の繰り返しが、1ヶ月以内で治まるものを急性蕁麻疹、それ以上続くものを慢性蕁麻疹といいます。

治療法

TREATMENT

  • 抗ヒスタミン剤(内服薬)
    抗ヒスタミン剤(内服薬)

    抗ヒスタミンは、じんま疹の原因となるヒスタミンの働きを抑え、症状を緩和してくれる薬です。即効性があり、かゆみのある症状を和らげます。「第一世代」と「第二世代」の大きく二つに分けられます。第一世代抗ヒスタミンは、眠気を催す副作用がある為、使用の際には注意をして服用する必要がありますが近年使用される第二世代抗ヒスタミンは、第一世代に比べて眠気のを催す副作用が抑えられ、口の渇きやも軽減されるなど使用の際に心配されていた症状が改善されたことにより長い期間使用できるお薬でもあります。

  • じんましん再発予防にできること
    ステロイド

    心身の疲れを蓄積しない

    肉体的な過労や、精神的な疲れが原因になります。日頃からストレスを解消に努め、睡眠を十分にとるようにしましょう。

    全身の健康状態をチェックする

    消火器疾患や体調不良などが原因の場合があります。医師にかかって、全身の健康状態をチェックしましょう。

    食生活の工夫

    食品の中には、蕁麻疹の原因になりやすいものがあります。また、着色剤、防腐剤や香辛料などの食品添加物が原因になることもあります。加熱したり、香辛料を変えるなどの工夫によって症状の発生や悪化を防ぐことができる場合があります。

    衣類の選び方に注意する

    肌に直接触れる下着類や、シーツなどの寝具は木綿のものを選んでください。

    虫刺されに注意する

    ノミ・蚊・ダニ等の虫さされが原因の場合があります。室内外の防虫に努めましょう。

  • じんましん、アトピー性皮膚炎のアレルギー検査とは?
    ステロイド

    一度に39種類のアレルギーの原因を調べられる検査があります。

    アレルギーを引き起こす物質を「アレルゲン」といい、私たちの周りのいたるところに存在していて、アレルギーの原因は身近なところにあるのです。また、アレルゲンとなる物質は人によって様々で複数のアレルゲンに対してアレルギーを起こすこともあり、アレルギーの原因は1つとは限りません。アレルギー性疾患の治療は原因アレルゲンを正確に特定することが重要です。ぜんそく・アトピー性皮ふ炎・アレルギー性鼻炎/アレルギー性結膜炎では薬物療法と原因アレルゲンの除去・回避(セルフケア)、食物アレルギーでは原因食物を食べないこと(食物除去)が原則となります。原因アレルゲンとの接触が続けばアレルギー症状が慢性化して治療が困難になっていきます。原因アレルゲンを特定することで、注意しなければいけない季節、最小限除去しなければいけない食物などがわかり、生活への負担も軽減されます。検査は、一度の少量採血で39種類の項目が調べられます。室内塵や花粉、食品表示義務7品目を含むアレルギー性疾患の主要な原因アレルゲンが網羅されています。保険が使用できて、お子様でも安心して検査ができます。※検査を希望される方は医師・スタッフまでご相談ください。

よくあるご質問

FREQUENTLY ASKED QUESTION

じんましんは、アレルギーが原因ですか?
じんましんは、アレルギーが関係しているアレルギー性じんましんと、アレルギーが関係していない非アレルギー性じんましんの2タイプに分かれています。食べ物や、お薬のアレルギーによるアレルギー性じんま疹が有名ではありますが、実は全体の3%以下といわれていて、ほとんどがアレルギーとはあまり関係なく、体調やストレスにより、起こっていると考えられています。
じんましんは治りますか?
じんましんは、急性じんましんと慢性じんま疹の2タイプに分かれます。急性じんましんは、キチンとした治療を行えば、2週間以内に治るものがほとんどです。慢性じんましんは、数ヶ月から数年にわたり続くものもありますが、決して治らない病気ではありません。主治医の先生と、一緒に根気強く治していきましょう。

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