尖圭コンジローマは、ヒト乳頭腫ウイルス(イボウイルス)による性感染症のひとつで、比較的若い世代に発症します。感染源は性交やその類似行為よるもので、外陰部や肛門のまわりにできるイボから感染することが多いといわれています。痛みや痒みを伴わないため、自覚症状はありませんが、イボとなった形を見つけて発覚します。形や色は様々で、中にはカリフラワーのような形のものもあり、大きくて数㎝くらいのイボができます。潜伏期間を持っており1~2ヶ月後に陰部周辺にイボができるのです。進行すると増殖したり、また、悪化してしまった場合には悪臭をも放ちます。自然に治ることは少なく、皮膚科専門医のもとでの治療が必要となります。また自覚症状がない為に、発覚が遅れたり、放置してしまい、イボが増殖してしまったり、人への感染してしまう恐れがあるので早めに治療を行いましょう。
TREATMENT
液体窒素を綿棒にしみこませて軽くイボに押しあてます。それを1~2週間に1回の間隔で数回治療を繰り返します。初期で小さいものや数の少ないものには効果的ですが、進行すると液体窒素では改善するのが難しくなります。
最近、尖圭コンジローマに対しては、イミキモドと言うお薬が使えるようになり、その効果が期待されています。ぬり薬として使用しますが、局所の免疫を調節することにより抗ウイルス効果や抗腫瘍効果を発揮すると考えられています。液体窒素療法と同様に、初期で小さいものや数の少ないものにはより効果的です。進行例には効果が少ないと考えれます。
電気焼灼器を用いて高熱でいぼを焼きつぶします。一度の治療で済みますが、麻酔の注射が必要で、焼いた後がただれ二週間ほど痛みが続き再発もみられます。進行したものでは、電気焼灼が行われることが多く、場合によっては入院治療が必要なこともあります。
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