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診断結果:膠原病

膠原病

膠原病(こうげんびょう)とは、病名のひとつではなく、皮膚や血管、
関節等に炎症が起こるいくつかの病気があつまった総称です。

関節等に炎症が起こるいくつかの病気

膠原病と言われるいくつかの病気には、一部としてつぎのようなものがあります。関節リウマチ、多発性筋炎、全身性エリテマトーデス、多発性筋炎、全身性硬化症、シェーグレン症候群、ベーチェット病など。膠原病は、女性に多く発症し、若い女性の原因不明の発熱から発見されることが多い病気です。膠原病の症状としては、微熱が続く、関節痛や筋肉痛、体のあちこちに発疹ができる皮膚疾患、手足や指のしびれ、これらの他に脱毛や口内炎、疲れやすい精神的不安定な状態が続くなど少しの体調の変化が現れます。また、レイノー現象といって手の指先が白くなる症状もあります。このように膠原病の初期症状は、風邪や胃腸炎等の症状に似ていることもある為、間違った自己判断をしたりして早期の発見が困難であるといわれ、症状を悪化させてしまうこともあるので、体調の少しの変化でも早めに医師の診断を受けることをおすすめします。膠原病にかかってしまった方で日常生活において気をつけることは、日ごろのストレスを溜めないことを心がけ、睡眠を十分にとることが大切です。血行を悪化させてしまう喫煙は絶対にNGです。また、症状の改善が見られ自己判断にて市販の薬の服用や医師から処方されたお薬の中断は、症状を悪化させる原因となってしまうのでやめましょう。

治療法

TREATMENT

膠原病の治療法としては、薬の投与が基本となります。

  • 考えられる原因
    考えられる原因

    これまでは、原因不明の病気と言われていましたが、研究が進むにつれ以下にあげるような原因が考えらると少しずつ解明されるようになってきました。女性に多く発症し、若い女性の原因不明の発熱から発見されることが多い病気です。

    • ◎免疫異常
    • ◎体質
    • ◎遺伝
    • ◎ウイルス感染
    • ◎紫外線
  • 副腎皮質ホルモン薬(ステロイド剤内服)
    ステロイド剤・免疫抑制剤(内服)

    膠原病の治療薬としては、ほぼ使用されるのがステロイド剤の内服です。膠原病の原因と言われる免疫異常や炎症を抑制する働きをもっています。自己判断にて間違えた使用をすると副作用の心配や、正常な免疫反応にも異常が起きてしまいます。効果を理解することで医師の指示のもとキチンと処方すれば内服すれば病気の進行を抑え、副作用を最小限に留めることが可能です。

  • 免疫抑制剤(内服)
    ステロイド剤・免疫抑制剤(内服)

    膠原病の治療として使用されるステロイドに効果が得られなかった場合やステロイドの使用による副作用で使用の中止をしなければならない場合に補助薬として用いられる免疫抑制剤ですが、免疫抑制剤そのものにも免疫に異常をきたす細胞の増殖を抑制する十分な効果があるといわれています。免疫抑制剤は使用してから2~4週間程度で効果があらわれてきます。※効果・効能には個人差があります。

よくあるご質問

FREQUENTLY ASKED QUESTION

膠原病とリウマチは同じ病気なのですか?
膠原病には様々な疾患が含まれており、その中の一種がリウマチ(関節リウマチ)という病気になります。全身性エリテマトーデス、リウマチ熱、強皮症、皮膚筋炎および多発性筋炎、結節性多発性動脈周囲炎、関節リウマチの6疾患は古典的膠原病といわれ、その他にもいろいろな種類の膠原病があります。
膠原病はどのような検査をするのですか?
膠原病が疑われた場合は、血液検査で抗核抗体というものを確認します。皮膚症状が出現している場合は、皮膚生検といって局部麻酔の注射を行い、メスや針で皮膚を一部採取する検査を行います。その他、症状によっては、入院が必要な検査、治療もあります。

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