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診断結果:帯状疱疹

帯状疱疹

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じ原因となる
ウィルスによって起こる皮膚の病気です。

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じ原因の病気です。

特に50歳以上の高齢の方に多くみられます。帯状疱疹から帯状疱疹の感染はありませんが、水ぼうそうにかかった事のない乳幼児や免疫力が低下している方には帯状疱疹から水ぼうそうとして感染してしまう可能性があります。水ぼうそうは多くの人が小さいころにかかり、1週間程度で治る病気ですが、帯状疱疹は完治までに1ヶ月程度かかると言われています。胸のあたりからお腹にかけて、または背中に発症します。症状は、人により異なりますが、ほとんどがのチクチクした痛みを感じ、その名前の通りに帯状にブツブツした赤い湿疹ができて広がっていきます。症状が進行するとと水疱ができて発熱を伴うこともあります。虫刺されやかぶれと勘違いをしてしまい、自己ケアにて症状が悪化してしまうケースも少なくない為、できるだけ専門医師のもとでキチンとした治療法で治すことをおススメします。

治療法

TREATMENT

  • 抗ヘルペスウィルス薬
    抗ヘルペスウィルス薬

    主に「抗ヘルペスウイルス薬(=抗ヘルペスウイルス剤)」と呼ばれる薬が使われます。抗ヘルペスウイルス薬は、ウイルス殺菌作用ではなく、ウイルスが増えるのを抑える働きをもっているので効果を感じるまでに2日程かかります。つまりは、症状が悪化してしまわないうちに早めの治療が必要です。抗ウイルス薬にはバラシクロビル・アシクロビル・ファムシクロビル等があり、飲み薬(錠剤または顆粒)や塗り薬(軟膏またはクリーム)などさまざまな剤形があります。症状が悪化してしまった場合には点滴での抗ヘルペス薬投与をしたり、炎症による痛みが生じる場合には、抗炎症鎮痛薬を使用します。その他にも状況に応じて痛み止め、ビタミン剤、抗生物質なども用いる場合があります。

    治療の際は効果と使いやすさを考えて症状に合った抗ウイルス薬を選択し、
    病気のある場所や症状の程度等により使い分けられています。

  • 人間に感染するヘルペスウイルス8種類
    人間に感染するヘルペスウイルス8種類

    「ヘルペスウイルス」による感染症で人間に感染するヘルペスウイルスは8種類が知られています。

    • (1)口唇ヘルペス、ヘルペス性歯肉口内炎、カポジ水痘様発疹症、角膜ヘルペス
    • (2)性器ヘルペスなど
    • (3)水ぼうそう、帯状疱疹
    • (4)伝染性単核症
    • (5)肺炎、網膜炎
    • (6)突発性発疹、脳炎など
    • (7)突発性発疹
    • (8)カポジ肉腫

よくあるご質問

FREQUENTLY ASKED QUESTION

帯状疱疹と水ぼうそうは同じ病気ですか?
帯状疱疹と水ぼうそうの原因となるウィルスは同じですが症状が異なります。一度水ぼうそうにかかったときに、水ぼうそうのウイルスが神経の一部に残っていて、再び体の片側に発症するのが帯状疱疹です。
帯状疱疹は感染しますか?
帯状疱疹が帯状疱疹として感染することはありませんが、小さいころに水ぼうそうにかかったことがなく免疫力のない人に水ぼうそうとして感染する可能性はあります。

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