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診断結果:皮脂欠乏性湿疹

皮脂欠乏性湿疹

皮脂欠乏性湿疹とは、皮膚がカサカサに乾燥して
白い粉をふいたようになりヒリヒリしたり、
かゆくなったりする病気です。

皮膚がカサカサに乾燥して白い粉をふいたようになり痛みや痒みが発生してしまう症状です。

この病気は、乾燥肌が悪化してかきむしってしまい湿疹ができてしまったものです。高齢者に多く見られた皮脂欠乏性湿疹ですが、近年では子供や若い世代にも増えています。皮脂が少なくなり、外からの刺激を守るバリア機能の低下によって角質層が壊れてしまい、痒みが生じます。子供や若い世代が発症する原因は、アトピー性皮膚炎があったり、石鹸やシャンプー等の洗浄剤の過度な使用による場合が多くみられます。皮脂欠乏性湿疹が発症してしまうと既に皮膚が悪化している状態である為、自然にはなかなか治りにくいので早めに皮膚科を受診しましょう。

治療法

TREATMENT

  • ステロイド軟膏(外用剤)
    ステロイド軟膏(外用剤)

    腫れやかゆみの症状がひどい場合に用いるのが充分な強さのあるステロイド外用剤です。抗生物質が配合されたステロイド外用剤でかいてしまった皮膚の炎症を抑えます。ステロイド剤は副作用がある為、長期間の使用は避け、医師への相談のもと注意をして使用しましょう。

  • 保湿剤
    保湿剤

    皮膚の乾燥を防ぎます。

    ヒルドイド

    ヘパリン類似物質と言われる成分で保湿効果や、血行促進抗炎症作用の働きをもった薬です。ソフト軟膏とローションタイプがあり、ヒルドイドソフト軟膏はクリーム状のような使用感で、赤ちゃんにも使用でき、アトピー性皮膚炎の治療にも使用されています。保険が適用される薬で専門医のもとでの処方が必要です。

    ケラチナミン、ウレパール、パスタロンなど(尿素)

    尿素が成分となっていて、角化症や乾燥性皮膚疾患の治療薬として使用される塗り薬です。アトピー性皮膚炎や、毛孔性苔癬、老人性乾皮症の治療薬としても用いられています。お肌を軟らかくして潤いを与え保湿効果があります。安全に使用できて、長い期間の使用も可能です。人や部位によっては、刺激を感じることもあります。

  • 抗ヒスタミン剤(内服薬)
    抗ヒスタミン剤(内服薬)

    抗ヒスタミンは、じんま疹の原因となるヒスタミンの働きを抑える薬です。即効性があり、かゆみのある症状を和らげます。「第一世代」と「第二世代」の大きく二つに分けられます。第一世代抗ヒスタミンは、眠気を催す副作用がある為、使用の際には注意をして服用する必要があります。第二世代抗ヒスタミンは、第一世代に比べて眠気のを催す副作用が抑えられたお薬です。

よくあるご質問

FREQUENTLY ASKED QUESTION

皮脂欠乏性湿疹は体のどの箇所に発症しやすいですか?
主に、手や足などの部位にみられます。露出してる部位やこすれやすい部位などにみられます。特にナイロンタオルやボディーソープの使いすぎでもみられることがありますので注意が必要です。

篠原皮ふ科クリニックは子供から大人まで各世代のお肌の健康、美容のお手伝いを致します。
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