以前、毛穴の黒ずみについて、書かせてもらいました。
https://www.shinohara-hifuka.com/column/922/
今回は、毛穴の黒ずみや毛穴開きの治療について、美容皮膚科の観点で書きたいと思います。
①ケミカルピーリング
②アクアピール角栓(毛穴に詰まった角質)を洗い流すアクアピールや、様々な薬剤で角栓を溶かすケミカルピーリングが有効です。ケミカルピーリングの中では、サリチル酸マクロゴールピーリングや、ミラノリピールがお勧めです。ニキビができやすい方には、毛包漏斗部の角化、毛包の肥大化を抑えるために、ディフェリンゲルの併用もお勧めです。
③ダーマペン
https://www.shinohara-hifuka.com/guidance/dermapen_plasma/
肌の表面に小さな穴を開け、肌の自然治癒力を向上させるダーマペンも有効です。以外と、頑固な毛穴の黒ずみも取れてきます。男性の場合は、ヒゲ脱毛の併用が有効です。
④ポテンツァ、Sチップ
https://www.shinohara-hifuka.com/guidance/pontenza/
25本のマイクロニードルを穿刺し、表皮~真皮へ均一に超音波を照射します。軽度のニキビ跡やクレーター、毛穴開きの気になる方へおすすめです。ダーマペンと比較し、処置後の赤みがほとんど見られず、ダウンタイムがほとんどありません。効果も、ダーマペンよりは高いようです。