「毎日しっかり運動して食事にも気をつけているのに、なぜか体重が増える……、肌の調子も悪い」 もしそんなお悩みを抱えているなら、原因はトレーニングや食事ではなく「睡眠の質」にあるかもしれません。

最新のヘルスケア研究において、睡眠は最高のボディメイクであり、最高の美容習慣であると言われています。今回は、睡眠が体に与える驚きのメリットと、医療機関で選択できる2つのアプローチについて分かりやすく解説します。

1. 睡眠が体に与えるメリット

【男性】筋力・活力アップのメカニズム

筋肉を修復して大きくする「成長ホルモン」や、男らしさややる気を保つ「テストステロン」というホルモンは、主に夜の深い睡眠中にたっぷり分泌されます。そのため、睡眠不足が続くと筋肉がつきにくく、太りやすい体質になってしまいます。

【女性】美容・ダイエットへの多大な効果

しっかり眠ることで、食欲を抑えるホルモンが正常に働き、無駄な暴飲暴食を防ぐことができます。また、睡眠中に分泌される成長ホルモンには強力な脂肪燃焼効果や肌のターンオーバー(美肌効果)を促す働きがあり、冷えやむくみの解消にも繋がります。

2. 医療機関でできる2つのアプローチ

不眠の悩みに対し、一般的な睡眠薬は前回のコラムで書きましたが、https://www.shinohara-hifuka.com/column/2393/

今回は、体に優しい「漢方薬(保険治療)」「メラトニン(自費治療)」という選択肢をご提案しています。

① 漢方薬:心身のバランスを根本から整える(保険治療)

症状によりますが、医療機関で処方する漢方薬は健康保険が適用されます。 西洋の睡眠薬のように脳の働きを無理やり抑えるのではなく、イライラ、神経の昂り、心身の疲労など、眠れない原因そのものを解消することで、自然な眠りを引き出します。また、不眠と一緒に冷えや胃腸の不調もケアできるのが大きなメリットです。

  • 男性・イライラや緊張が強い方に(実証タイプ)

    • 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう):プレッシャーや不安で眠れない方に。

    • 抑肝散(よくかんさん):ストレスで神経が昂り、イライラして目が冴える方に。

  • 女性・冷えや疲れ、不安感がある方に(虚証タイプ)

    • 加味帰脾湯(かみきひとう) / 帰脾湯(きひとう):考えすぎて眠れない方に。胃腸を整える効果もあるため、プロテインや食事の栄養吸収も良くなります。

    • 酸棗仁湯(さんそうにんとう):心身がクタクタに疲れているのに、脳が冴えて眠れない方に。

② メラトニン:体内の睡眠リズムを整える(自費治療)

メラトニンは、夜になると自然な眠気を誘う「睡眠ホルモン」です。強力な抗酸化作用(アンチエイジング効果)もあり、細胞の修復や疲労回復をサポートしてくれます。成人の不眠に対する処方は、現在の日本の制度上、自費治療(全額自己負担)となります。

  • メラトニン3mg・60T (60日分):6,240円(税込)

  • ※男性だけでなく、女性も服用可能です(寝る前に1日1錠内服)。

  • ※自費診療のため、別途診察料(自費)880円が必要です。

まとめ:理想のカラダは夜作られる

ボディメイクやアンチエイジングにおいて、「運動」と「食事」の効果を100%引き出す土台となるのは、間違いなく「睡眠」です。

まずは保険治療が可能な「漢方薬」で身体のベースを整え、必要に応じて自費治療の「メラトニン」を組み合わせる治療がおすすめです。夜の時間を味方につけて、内側から引き締まった健康的な体を手に入れましょう!

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