局所多汗症
What's? 局所多汗症
特に暑くもないの、手のひらや足の裏、わきといった、体の一部に汗をかいてしまう病気を「局所多汗症」といいます。
学校のテストで文字を書こうとしても汗で字がにじんでしまう、美容師をしていて汗でハサミが握れない、といった日常生活に差し障りのある深刻な症状に悩む患者さんも多くいらっしゃいます。
局所多汗症の患者さんの汗を分泌するエクリン汗腺は、数も大きさも普通の方と変わらないといわれています。原因は、汗をコントロールする自律神経系に何らかの異常があるのではないか、と考えられています。
当院では、患者さんの症状や希望により以下の治療法を行っています。
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【治療について】
• ALCL3
汗を抑える働きがあるアルミニウムの水溶液です。コットンに含ませ汗をたくさんかく場所に貼って使用すると、7~8割の方で効果を認めます。
【保険診療】
• 水道水イオントフォレーシス
多汗部位を水道水に浸し、直流電流を流す治療法です。欧米では掌蹠多汗症の治療に最も有効で安全な方法として用いられています。十分な治療効果が得られるまで(通常は約1ヶ月間)毎日あるいは1日おきに、初期治療を行うのが重要です。
【保険診療】
□ボトックス局注
汗はエクリン汗腺とアポクリン汗腺という2種類の汗腺から分泌されます。多汗症の原因は、エクリン汗腺から分泌される汗の量にあります。ボトックスには、エックリン汗腺を麻痺させる働きがあり、個人差もありますが、70~80%程汗の量を減らすことができます。効果は半年程持続します。
【自費診療】料金¥84,000(税込)
□交感神経遮断術
ワキの下に小さな穴をあけて、汗をコントロールする交感神経を遮断する手術です。通常は全身麻酔で行い、入院が必要となります。効果は長期間持続します。手、足の多汗症に効果がありますが、手足の汗を減らした分、腹部など他の場所でよく汗をかくようになる代償性発汗をおこすことがあります。
【保険診療】外科への紹介になります。
【「局所多汗症」あなたは大丈夫?】
| □ 全身性疾患 (結核などの感染症、パーキンソン病のような神経疾患、糖尿病、肥満症、甲状腺機能障害、更年期障害など)がないのに手のひらや足裏、脇の下などの特定部位に汗をかき、全身にはかかない。 |
| □ 緊張時に手のひらや足裏、脇に多量の汗をかく。 |
| □ 汗で日常生活や仕事などに差し障る。 |
| □ 親や兄弟姉妹に同じ症状の人がいる。 |
| □ 寝ている間は汗をかかない。 |
| □ 両手足、両脇など左右対称に汗が出る。 |
| □ 多汗の症状が幼少期~25歳くらいに出た。 |
1つでもあてはまれば局所多汗症かもしれません。気になる場合は皮膚科専門医に診察を受けて下さい。
東京医科歯科大学 横関博雄 教授 「多汗症」 引用
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