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ホルモン補充療法

ホルモン補充療法

いくつになっても若々しく、健康で美しさを保ちたい

これは、全ての男女にとって当然の願いです。老化現象の多くはホルモンの低下によって説明できます。

「ナチュラルホルモン補充療法」では、加齢により不足したホルモンを補充することでさまざまな”体機能の若返り”をめざします。

[ホルモンとは?]

ホルモンとは、ホルモン産生臓器から血中に放出され、身体にあるすべての細胞の受容体で、生化学的効果を発揮する分子のことです。ホルモンは、中枢神経系からの伝達物質として、体内の器官にどのように機能するかを命令します。脳以外でも、甲状腺、副腎、卵巣、精巣などの臓器から、様々なホルモンが分泌され、それらは互いにバランスを保ちながら相互作用しています。

[ホルモンの主な働きとは]

ホルモンは体温・生殖・成長・老化・免疫システム等、体の様々な機能を制御・調整しています。ホルモン分泌量が最適であれば、若さや健康は保たれますが、加齢とともにホルモン分泌量は減少してしまうのです。

[老化とホルモン]

私たちが年を取ると、ホルモン産生を調節している、脳下垂体などの機能が低下します。加齢に伴いホルモンが減少すると、様々な老化の兆候が現れます。疲労、筋肉の減少、筋肉と間接の痛み、心疾患、体重増加、ガン、脳卒中などの老化現象の多くはホルモン分泌量の減少によるものです。

[加齢によって減少するホルモン]

DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)
副腎皮質で作られる最も多いホルモンです。エストロゲン、テストステロン、プロゲステロンへと変化するので「マザーホルモン」とも呼ばれます。タンパク質合成、免疫システムの働きを高め、ストレスを和らげます。抗酸化効果が強いためガンを抑制すると同時に、脂肪やコレステロールを減らして心臓病を予防します。
メラトニン
脳内にある松果体で分泌される、「スーパーホルモン」です。睡眠と起床のサイクルである「体内リズム」と、眠りの深さをコントロールします。深い眠りはエネルギー生産、免疫システムを高める上で重要です。また、抗酸化作用が高くガンの予防にも効果があると言われています。

[ホルモン補充療法とは?]

ホルモンのバランスを、より若い年齢の時の状態に戻すと様々な疾病を予防することができます。見た目も健康的に改善し、身体的にも精神的にも、若々しく感じることができるようになるでしょう。

[ナチュラルホルモン(バイオアイデンティカルホルモン)とは?]

これまで、医療の現場では身体が作るホルモンとは化学構造が異なる「合成ホルモン剤」が使用されてきました。これらは、身体が作るホルモンとは違った働きをします。

ホルモン療法による「副作用」の多くはこの化学構造の違いによるものです。現在では、身体が作るホルモンと全く同じ化学構造を持ったホルモンである「バイオアイデンティカルホルモン」を合成できるようになり、よりリスクを抑えた治療を行うことができます。

従来のホルモン補充療法
● 牛や馬のホルモンなどから合成されたホルモン→牛や馬にはピッタリの化学構造ですが、人には必ずしも合いません。
● 通常販売されているホルモン
● 特定のホルモンだけを補充→トータルとしてのホルモンバランスは崩れてしまう
バイオアイデンティカルホルモンによるホルモン補充療法
● 人が生まれながらに持っているのと同じ化学構造をもったホルモン
● 入手が困難だったホルモン
● 理想的レベルまで不足する全てのホルモンを補充→理想的バランスを保つ