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スキンケア・ウェブ診断

診断結果:感染性脱毛症

感染性脱毛症

感染による脱毛症には、白癬菌(真菌症)による脱毛、
梅毒性脱毛症があります。

感染による脱毛症

髪の毛が抜けたり、薄くなって少なくなる脱毛症には、円形脱毛症や男性型脱毛症(AGA)の他にも感染性脱毛症、壮年性脱毛症、若年性脱毛症、老人性脱毛症、ひこう性脱毛症、脂漏性脱毛症などの種類があり、それぞれ原因も症状も様々です。白癬性脱毛=頭皮の水虫(頭部白癬)は、頭皮に白癬(水虫と同じ白癬菌というカビの種類の菌)が感染して痒くなったり、皮膚が剥がれ落ちたり、フケの大量発生や頭皮の炎症、脱毛が生じ、円形脱毛症のような丸い斑ができる皮膚病です。脱毛箇所が円形脱毛症の形に似ていることからも円形脱毛症と判断を間違ってしまうこともあり、自己判断は難しく、治療を行わないままだと、脱毛範囲が広がってしまったり、症状が悪化して化膿してしまうこともあるので、早めに専門医師のもとで正しい治療を行いましょう。梅毒性脱毛症の梅毒という病気は、性行為によって感染し、スピロヘータの一種である梅毒トレポネーマという菌が原因の感染症です。潜伏期間があり、梅毒に感染してから5ヶ月くらいに発症し、頭部の後ろからサイド部分にかけて脱毛します。その中に小さな斑がたくさんできていってしまいます。また、進行状態が第1期から第4期と分かれていてそれぞれに症状が異なり、放っておいて悪化させてしまうと、脳神経や脊髄にまで害を及ぼしてしまう病気です。昔は、治すのが困難な病気でしたが、ペニシリン等の抗生物質ができてからは、治すことが可能な病気なので進行状態が前段階のうちに専門医師のもとで早期治療を行いましょう。

治療法

TREATMENT

  • テルビナフィン錠(内服薬)
    ラミシール錠(内服薬)

    ラミシール錠は、白癬菌という菌の増殖を抑える抗真菌内服薬です。白癬性脱毛症には、塗り薬は使われず、全て内服薬での治療になります。肝機能が悪い方は、お薬を飲めません。アルコールの取り過ぎにも注意してください。

  • イトラコナゾール(内服薬)
    イトラコナゾール(内服薬)

    商品名はイトリゾールという名称で、アゾール系抗真菌薬と言われる種類の薬です。頭部白癬や体部白癬、水虫などの原因となるカビ(真菌)を殺菌する作用があります。テルビナフィンよりは、肝臓に対する影響は少ないのですが、飲み合わせに注意を要するお薬が多数ありますので、医師、薬剤師に相談してください。

  • 梅毒性脱毛症の治療法
    梅毒性脱毛症の治療法

    ペニシリン系の抗生物質の服用・アモキシシリン。ペニシリン系の代表的な抗生物質で梅毒の治療薬として一般的に使用されているお薬です。ペニシリンアレルギーのある方は、医師、薬剤師に相談してください。

よくあるご質問

FREQUENTLY ASKED QUESTION

梅毒とは何ですか?
昔からある性病のひとつです。梅毒は進行に段階があり、1期から4期まであります。現在再び流行の兆しがあり、問題になっています。

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